矯正歯科での「外科矯正」の口コミは？仙台市でも実施医院は複数あり
歯の土台の骨を調整することで難しい矯正を可能にする「外科矯正」
既存の状態ではどうしても矯正治療が難しい場合、大学病院などと連携して「外科矯正」という方法を取る必要が出てきます。
骨を削ったり、時には骨延長をすることさえあります。決して簡単な方法ではないため、すぐに取り掛かれる方法ではありません。
しかし、仙台市でも外科矯正を選択して、結果的に成功している歯医者さんは複数存在しています。
外科矯正は保険が適用される
通常、歯列矯正は保険適用外の自由診療の範囲になります。
しかし、あごに対する外科手術を必要とするほどの咬合異常がある場合、その外科手術前後における矯正治療は保険適用されると「厚生労働省」の定めにあるのです。ただし、保険適用されるためには、しかるべき医療施設による外科手術が必要となります。
保険適用される医療施設の確認は、歯医者さんに聞いてみてください。
顔の形も一緒に整えられる
上側の外科手術が必要となる場合、頬骨を含めた大部分に手を加えなければなりません。そのため、表情筋の位置や顔の造形そのものを整えることができます。
また、下側の外科手術であっても、あごの形や幅を整えることができます。しかし、この際顔の形を整える行為は美容整形とは違います。そのため、保険の適用範囲に入ります。
デメリットは入院が必要なこと
どんなに難しい矯正治療であっても、外科手術により最適な歯並び、噛み合わせにすることができる外科矯正であれば、誰にでも正しい歯並びが手に入ります。
しかし、外科矯正には必ず入院という時間的負担や費用的負担が発生してしまい、短期での治療はできないことを覚悟しなければなりません。
長期間かけるワイヤー式矯正よりも短い期間にはなりますが、肉体的負担は相当なものになることを理解しておいてください。